スティーブンのブログ

この世界をどう切り取るかは、あなた次第

この世界は我々に与えられたものですが、写真を撮る時には、その世界をどう切り取るかは私たちにかかっています。写真はあなたのものなのです。これはビジネスの世界のリーダーにも当てはまります。世界の切り取り方は、あなた次第なのです。

その切り取り方を選ぶのはあなたなのです。

旅の写真に真剣に取り組んでいる人たちは、よく観光名所の写真は避けるようにアドバイスします。そういった写真はすでに数多く紹介されており、今更ユニークな写真を撮ることは難しいから、というのがその理由です。私はこの意見には賛成できません。アンセルアダムスのハーフドームの写真と同じような写真を撮ろうとすることは避けるべきですが、とにかく自分で写真を撮ってみてください。あなたの写真の方がずっと良いはずですし、それは間違いなくあなたのものなのです。

芸術と同じで、ビジネスにおいて成功に導いてくれるのはあなたの特異性であり、他人の権限の枠組みに収まってしまうことではありません。海外資本の日本企業を経営している場合、周りが日本と西洋を二元的な世界観で見ていても、その見方に従わなければならないわけではないのです。

どんなことを前もって言われていたとしても、自分で自分独特な枠組みを作り出すことは可能なのです。

三木谷浩史氏の率いる日本企業楽天の東京本社では、その殆どの社員が日本人です。しかし社内の公用語は英語であり、また、年功序列制ではなく、能力にのっとった昇級制を取り入れています。この会社は西洋企業か日本企業か、と聞かれると、そのどちらの枠組みにも囚われていないのがわかるでしょう。また、そのような枠組みにこだわることにも意味はありません。三木谷氏は、臆することなくビジネス界で自分自身の枠組みを作り上げ、そのことが楽天の成功に寄与しているのです。

ジェフ・ベゾス氏が社長を務めるアマゾンの米国本社の場合は、アメリカ人が社員の大半を占めています。アマゾンは顧客サービスや顧客満足度における世界のリーダーと言えますが、その成功は偶然もたらされたものではなく、社風に基づいたものです。アマゾンの顧客サービスへのこだわりは、三越デパートのそれにも似ていますが、だからといってアマゾンは日本企業でしょうか。そのようなことはありませんね。ベゾスしも自分の思い通りの枠組みを作り、そこから世界を変えていったのです。ここにアマゾンの成功の根本的な理由があります。

写真では、フレームの中に何を入れ、何を入れないかを決めるのはあなたです。写真の向き、色合い、ライトの使い方もあなた次第です。自分が気に入らない部分を除いたり、強調したい部分を表に出したりすることもフィルターにより調整できます。たった一つの情景も数限りない可能性を含んでいます。あなたがそれを見ることができるか、そしてそれを認識する勇気を持っているかにかかっているのです。

下の写真をご覧になってください。この写真、覚えていらっしゃいますか。

これはこのブログ記事の最初にある写真と同じものです。ただ私がこの情景の限りない可能性の中から、私なりの切り取り方をしたに過ぎません。

この世界はあなたのビジネスに、無限大の可能性を提供してくれています。あなたがそれを見つけようとする限りは。 Click To Tweet

三木谷氏もベゾス氏も、自分のビジネスを周りの人々の枠組みにはめ込もうとはしませんでした。あなたも自分のビジネスのために理想的なフレームを作り、新たな世界観を作ることはできるはずです。

世界はすでに存在していますが、その切り取り方はあなた次第です。あなたの世界はどのようなものですか。


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