スティーブンのブログ

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卸業者のいらない時代

我々は卸業者など必要ない時代を生きています。口の上手い卸業者があなたの代わりにあなたの商品を顧客に売る(それも多くの場合はあまり上手とはいえないやり方で)といった時は過ぎ去ってしまいました。現代社会で上手くやっているビジネスは、顧客が本当に望んでいる商品を希望する方法で簡単で不安なく、かつ迅速に購入してもらえる仕組みを作っています。

オーストラリアに住む私の友人は、つい最近、オンラインでミニを一台購入しました。その際、彼はディーラーに足を踏み入れることも、テストドライブも一切しなかったと言います。車のオプションも全てオンラインで選びました。家に届けられたミニクーパーに、彼は今夢中になっているようです。

私の目から見ると、車のディーラーは化石のようなもので、現代にマッチしていません。ブランディングをコントロールし易くなります。自動車会社は費用をかけ、細心の注意を払ってお得な自動車ローンや魅力的なプロモーションを準備しますが、それは見た目ではディーラーにとっても利益のあるものに映るにも関わらず、実際にはディーラーはそれにちゃんと従わないという話はよく聞きます。

様々なビジネスに興味を持つようなディーラーの所有者と自動車会社の間でビジネス上の利害関係が一致しないというのもよくあることです。あるディーラーの所有者は、やはり自分の所有する一般車のディーラーでの売り上げを伸ばすだけのために、高級車ラインの販売もやって箔をつけている、などといった話を聞いたのは、一度だけではありません。これもつい最近耳にした具体的な例ですが、ある高級車ディーラーのオーナーは、典型的に庶民的なカフェのチェーンにも興味を持っており、ディラーではこのカフェの宣伝を行い、カフェの方ではディーラーの宣伝を行っているそうで、もちろんこれは自動車会社にとっては寝耳に水であり、ブランディングへの投資も努力も台無しです。このようなトラブルを望む人などいるでしょうか。

業界に関わらず多くのCEOの方々は、時代遅れにも関わらず長い間存在し続けている古い業界のビジネスモデルをひっくり返したい、とこれまでにも私に語ってくださってきました。中には流通に劇的な変革を起こすことに躊躇いや恐怖心を持っている人もいます。また一方で、変革に対し大胆なアクションを取る人々もおり、私はCOVIDパンデミックが起こる前でさえその数がどんどん増えているのを目にしていました。

危機は混乱や不安定を巻き起こしますが、同時に物事が順風満帆に行っている時でもリスクが高すぎると感じられるような変革を欲する気持ちに対し、より許容範囲が広がる時でもあります。あなたも自分のビジネスにおいて大きな変革を起こしたいとずっと考えていたのであれば、今ほど最適なチャンスはありません。

自分のビジネスにおいて大きな変革を起こしたいと考えていたのであれば、今がそのチャンスである。 Click To Tweet

心配することもありません。どのような業界でも、秩序を変えようとする人は存在します。もしあなたの周りにそのような人が見当たらないのであれば、自分がそうなれるチャンスを逃さないでください。


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