Automate HR, Proliferate Mediocrity

人事の自動化は凡庸の始まり

 

機械学習アルゴリズムというのは、その学びの元となっている人間より賢くはありませんし、殆どの場合、頭の良さのレベルが近い、というところまでさえもいっていません。

私は技術革新反対者ではありません。ロジスティックやサプライチェーン管理、製造、市場情報といった機能を自動化する際に、十分な分析と人工知能とともに使われるビッグデータには、大変なパワーがあることも理解しています。しかし、ビジネスリーダーは人事の自動化に対し、懐疑的かつ注意深い姿勢で臨むべきだと考えます。

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研究開発部を利用して営業を上げるのは、リソースの無駄遣いである

営業担当者が、自社研究開発部の価値の高いサービスを無償で提供することによって、商品を買ってもらおうとするケースは度々見られます。それは顧客がそのサービスの料金を喜んで支払うつもりの場合でも起こっているようです。

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ミリオネア・コンサルティング・メンターの殿堂で学んだこと

今、ニューヨークに来ています。一週間滞在したのですが、その締めは、「ミリオネア・コンサルティング・メンターの殿堂」の年に一度の例会。私は昨年、この殿堂入りを果たしました。この殿堂は世界各国からの一流コンサルタントの集まりです。その例会で交わされた貴重なアドバイスや洞察をここで紹介したいと思います。

  1. 日本でも海外でも、ビジネス界に対する楽観的な見方が強まっています。守りに入っていた会社も、最近はまた投資を始めることを検討しています。ですので、顧客や見込み客に新しい価値を提供できるよう、準備しておきましょう。そして自社の機能にも投資できるよう、準備を進めておいて下さい。
  2. インターネットやメールをチェックするのを止めましょう。ある米国の会社は、1日に4時間、故意にオフィス内のコンピューター、モバイル機器のインターネットへのアクセスを停止し、営業スタッフがメール以外の方法でしか顧客と連絡がとれないように仕向けました。その結果は?何と売上が4,500万ドルから6,000万ドルに伸びたというのです。一日中メールをチェックすることはどうしても必要である、などという思い込みは捨てて下さい。
  3. カナダの株式上場をしていない中小企業の大きな悩みは以下のようなものだそうです。

1)    トップ経営陣の能力をプロのレベルに引き上げること

2)    何か起こった後に対策を考えるのではなく、先に先に戦略を練るようにすること

3)    後継プランを立てておくこと(計画的に行われるものと、危機に伴って必要になるものの両方の場合に対して)

御社では、これらの課題について考えていらっしゃいますか。

  1. 顧客管理システムによくある問題は、「不要なデータが排除されることなく、残ったままになる」ということです。御社の顧客管理システムにはどのくらいの不要データが残っていますか。不要物は排除し、営業の流れをすっきりさせましょう。
  2. 二流社員の欠点を直すより、トップ社員の能力を伸ばすことに投資しましょう。その方がずっと投資利益率が高いのです。
  3. テクノロジーを導入することが能率向上にかならずしもつながるわけではない、ということを覚えておいて下さい。テクノロジー導入後、ビジネスの状況は好転しましたか?テクノロジーはビジネスの助けになるべきものであり、逆にビジネスを複雑化させるべきではありません。これはリーダーシップの問題であり、技術的な問題ではないのですから、ビジネスに真に役に立つようなテクノロジーを取り入れることは、リーダーの責任なのです。