remote work

「ニュー・ノーマル」は自分で創り出せ

いわゆる「ニュー・ノーマル」とは自分で造り出すものであり、予想するものではない。あなたもビジネスのリーダーの立場にいるのであれば、自分の「ニュー・ノーマル」がどのようなものであるべきなのか決断すべきである。

ビジネスリーダーであれば、自分の「ニュー・ノーマル」がどのようなものであるべきなのか、自分で決断すべきである。 Click To Tweet

以下、私の目から見てニュー・ノーマルに含まれるべきと思われる3つのことを挙げてみた。

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monster under bed

ベッドの下のお化け

人が躊躇する時、それが単に自分の行為がもたらすかもしれない結果を恐れるが故ということは殆どありません。実際の理由の多くは「未知の」影響です。そしてこれらは同じものではないのです。

人が躊躇する時、その理由が単に自分の行為がもたらすかもしれない結果への恐れということは殆どない。実際の理由の多くは「未知の」影響に対する恐れである。 Click To Tweet

日本の中小企業を支援する政府の担当省の責任者が先日の東京でのイベントでこのようなことを言っていました。経営者が引退する時期になってもふさわしい後継者が見つからないという理由からビジネスを畳んでしまう個人経営の有望な中小企業が、とんでもなく多いのだと。家業を継ぐ可能性のある社長の子供達も、会社を経営するという野望に欠けていたり、向いていなかったりすることが多く、ビジネス買収の話が出てくる場合でも、実際の買収に繋がることは殆どないといいます。日本での起業家によるビジネスは、一般的に他の経済協力開発機構の国々の約半分だと言われています。

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ビリオネア起業家、ジム・トンプソン氏との昼食会で学んだこと

写真左よりスティーブン・ブライスタイン、ジム・トンプソン、トーマス・ショックリー

去る2月5日、クラウン・ワールドワイド社の創立者兼会長であるジム・トンプソン氏との昼食会をセットアップさせていただきました。在日米国商工会議所協賛で行われたこの会は、定員20人のところ、満席で行われました。

クラウン・ワールドワイドという名前を聞いたことがないという方もいらっしゃるかもしれませんが、実は、物流管理、国外移転、文書保管といったエリアでは、世界でも最大の会社のひとつなのです。クラウン・ワールドワイド社のトラックは世界中の様々な都市で見受けられますので、ご覧になったことがあるかもしれませんね。黄色い王冠のマークの入った真っ赤なロゴが印象的です。

ジムは、若かりし頃、大学を卒業して世界中を旅して回った後、その中でも特に印象に残った国日本に住むことを決意します。実際に日本に引っ越したのは1963年。その時の所持金はたったの1000ドルで、最初の仕事は月給250ドルの引っ越し業でした。そして1965年までにはアメリカ軍からとれた仕事からのわずかな前払金を元手に、その仕事をちゃんとこなすインフラさえ設立する前に、横浜で起業します。そして1970年代の初頭に、クラウン・ワールドワイドは本社を香港に移しました。現在では世界の多くの国々で事業を展開し、5000人以上を雇用しています。フォーブス誌によると、トンプソン氏の純資産額は10億ドル以上だそうです。

この昼食会で、ジム・トンプソン氏より以下のようなことを学びました。

  1. 成長するためには、粘り強さは欠かせません。困難や失敗を経験した時でも、あきらめず持続することが大切です。恐怖心を克服できることは必須です。
  2. また同時に、ビジネスに見切りをつけるタイミングを理解することも大切です。素晴らしいアイディアであってもうまく実現できないものもあるのです。成長や革新の見込みのないビジネスであれば、ストップしましょう。
  3. 成長をコントロールするというのは大切なポイントです。成長にリスクはつきものですが、だからといってあまり危険を冒しすぎると、会社が潰れることにもなりかねません。多くのアイディアを試して、たとえそれらがうまくいかなくても、会社が存続できる状態を保てるようにしておきたいものです。
  4. 世界どこでも共通の会社文化を保持することも大切です。他社を買収する際には、大きい方の会社の文化を全社に広められるかどうか、確認しましょう。あまりにビジネスの社風が違う場合、うまくいかないこともあります。社風を変えられないビジネスは手放すべきです。
  5. ビジネスが成長するにつれ、起業家的な考え方や、仕事を率先して行ったり、堅実なリスクを負うといった風潮を維持することは、だんだん難しくなってきます。これらが廃れないように常に維持する努力をすることは、時間を追うごとに重要になってくることを覚えておいてください。
  6. 成功している起業家たちは、よく後になってから、経済的な理由を挙げて自分がとった行動について説明しますが、実際には情熱に突き動かされて物事を決定しています。どれだけ情熱を持っているかが、ビジネスを作り上げる上での恐怖心を克服し、必ず訪れる困難に立ち向かう際に必要になってきます。
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写真左よりスティーブン・ブライスタイン
ジム・トンプソン、トーマス・ショックリー

 

写真提供:在日米国商工会議所及びクラウン・ワールドワイド