スティーブンのブログ

優秀な人材のみ雇用すること

企業においては、本当に優秀な人材のみを雇用、確保することが大切です。

雇用そのものはビジネスの目標ではありません。大事なのは最高の人材を雇用することであり、それは現在日本で見られるような人手不足の状況でも同じことです。

以下は、ビジネスにおいて素晴らしい人材を確保するにはどうすれば良いかについての、私のアドバイスです。

  1. 最高の人材を確保するには、その最高の人材に投資しなければならない。できるマネージャーは、自分の時間の80%を業績の良いスタッフや将来性の高い社員に投資します。そしてそれ以外の社員のことは殆ど無視するのです。理由は簡単。最高の人材のために時間を使えば、彼らが出す業績を倍増させる可能性を増やせるからです。一方で、凡庸な社員に時間を使っても、業績が5%程度しか伸びないかもしれませんし、全然効果がないことも考えられます。素晴らしい人材というのは、自分の成長を大事にするものです。彼らの成長に投資してあげれば、あなたのために長期間働いてくれるでしょう。逆に適当に無視などすれば、もっと他の面白そうな仕事を探すかもしれません。できる人々というのは別の仕事を見つけられるという自信も持っていますから。
  2. 上司は会社そのものより影響力がある。社員が退職という道を選ぶのは、上司のせいということはありますが、会社が理由ということはありません。素晴らしい上司であれば、社員もなかなか辞めようとはしません。職場としてどのように素晴らしい会社であっても、上司が素晴らしくなければ、できる社員は辞めていきます。もしあなたの会社に長期に渡って入れ替わりの激しい部署があれば、まず、その部署の責任者を見てみましょう。もっとも、あるマネージャーのスタッフの入れ替わりの頻度の高さは、その理由を判断することが難しいものでもあります。上記に述べた通り、できるマネージャーというのはできる社員に時間を割き、仕事の基準について、厳しいものです。ですから凡庸、あるいは出来の悪い社員は辞めてしまったり単に辞めさせられたりしがちです。そんな中、優秀な社員というのはどのような時でも、優秀なマネージャーのもとに残るのです。
  3. 優秀な社員を確保するためには、そうでない社員を辞めさせなければならない。どのように厳しい労働市場においても、労働力を確保するというだけの理由でビジネス基準やビジネス文化の妥協を行ってはなりません。そうすることは結局ビジネス自体の妥協につながってしまうからです。優秀な人々は同じように優秀な人々と時間を過ごしたいと考えます。ですから能力が低く野心も大して持たないような人々と仕事することにイライラし、辞めてしまう人も出てきます。優秀な人、というのはもちろんそう多くいるわけではありませんが、だからといって、ビジネスのスタンダードを下げるというのは間違っています。それさえ頭に入れておけば、世界中から社内のあらゆるポジションに必要な優秀な人々を見つけるのは可能なはずです。様々な国の優秀な人材の多くがグーグルで働きたがるのは、それが有名な会社だから、というわけではないのは、日本でも同じです。あなたも優秀な人材を確保したいとお考えですか。凡庸な社員を辞めさせる覚悟がなければ、それは無理なことです。
  4. ボーナスなどで社員を確保するといった方法は、まず成功しない。高給をオファーすれば素晴らしい人材の獲得競争に勝つことはできるかもしれませんが、人材の確保となると、そうはいきません。優秀な人々は、会社にとどまることで個人的な成長が無限にできるかどうかは重要視します。給料のためだけに仕事を移るなどということは滅多にありません。自分の成長の速度が落ちたと感じればとっとと会社を辞めますし、自分の能力にも自信がありますから、良い給料がもらえる他の会社を見つけることにも不安を感じません。できる人材を確保したければ、給料だけでなく、彼らの成長にも投資しましょう。
  5. あなたも自社で使っている人材アセスメントにパスする可能性は低いのだから、アセスメントなどを使うのはやめること。人材アセスメントは科学的なものに見えますが、実はどのように有名なものでも、本当に科学的に証明されたアセスメントなど存在しません。アセスメントは星占いと同様、興味深く役に立ちそうに見えはしますが、それを使ってある人がビジネスに合っているかどうかとか、業績をあげる可能性が高いかどうかとかを判断するべきではありません。アセスメント自体は信頼できると考えていらっしゃる方もいるかもしれませんが、人間というのは自分の本来の性格とは異なる行動を取ることができない、という間違った仮定に基づいて作られたものだと気づいていらっしゃいますか。人というのは、これらのアセスメントが想定しているよりはるかに順応力が高く、あなたも含め、才能のある人間は驚くほどの順応性を持っています。できる社員を失いたいのであれば、人材アセスメントの結果を理由に、成長できるチャンスを取り上げて見てごらんなさい。現在、御社でも人材アセスメントを何かを決定するときの参考としてらっしゃるのでしたら、今すぐ止めてください。人格判断テストはライフスタイル雑誌やネットでクリックしてもらおうと興味をそそるために存在するもので、ビジネスに役立つものではありません。
優秀な社員を確保するために1番の影響力を持つのは、リーダーである。 Click To Tweet

社員が会社に留まる1番の理由は、どのような場合でも、あなたなのです。最高の人材のみを確保しましょう。そして凡庸な社員には辞めてもらうのです。それを決められるのも、あなたなのです。


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