スティーブンのブログ

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隔離ではなく社会距離戦略を取り入れること

ピアサポートは大切な役目を果たすものであり、特に今のような時には重要なものです。私のクライアントの中でも特に成功をおさめている方々は、他社のCEOともコミュニケーションをとり続け、アドバイスを求めあったり、他社が行っていることの中で何が上手くいき何が上手くいっていないかについて情報交換をしており、またこれは気持ちの上でのサポートの源ともなっています。本社の人々や自社の社員達とのコミュニケーションだけでは十分とは言えません。仲間との交流があれば、落ち着きを保ったり気を散らさないでいるための助けとなり、そしてあなたがしっかりしていれば、それは周りの社員が落ち着きを保つ助けとなるのです。

仲間との交流があれば、落ち着きを保ったり気を散らさないでいるための助けとなる。特に今のような時こそ、仲間からのサポートの重要さを侮ってはならない。 Click To Tweet

私はつい先週、今月後半のCEOの座談会の開催を提案し、どの位のCEOが興味を持つかと考えながら招待メールを送りました。その結果、多くの方々が興味を示して下さり、意義のある座談会に必要なだけの参加人数を集めることが簡単にできました。参加申し込みをしたCEOの会社の本社の多くは社会距離戦略の指示を出して「不必要な」ミーテイングやイベントを止めるように指示しているにも関わらずです。出席することを選んだCEOの方々にとっては、この座談会は必要と言えるものであり、彼らがそのように捉えたのは賢明な判断だと思います。一方で数人のCEOからは、参加したいのだが本社からの指示のせいで行くことができないという返事がありました。

理解はできるのですが、私から見れば、そのような本社からのガイダンスは会社が主催するミーティングやイベントを行った場合の法的な影響に関するもので、私が提案した座談会のような個人的なミーティングは含まれず、また含まれるべきではないとも思います。

社会距離戦略は確かにしっかりした指針ではありますが、それが極端な取られ方をされてしまえば、隔離状態を招いてしまう可能性があります。それもリーダーにとって仲間からのサポートがこれ以上に必要とされている時にです。何にせよ、ビジネスにおいて何がなんでも行わなければならないこというのは、そうないと思います。ですから確かに今一番安全なのは、オフィスや工場を閉鎖し、社員を帰宅させることでしょう。しかしそのようなことが推奨されているわけではありません。私の知っている企業の中にも、これだけ誰もが社会距離戦略に従うように言われているにも関わらず、実際に出社してしっかり働くことを社員の一部に課しているところがいくつかあります。大切なのは常識と最良の判断を駆使することであり、社員にも同様にするよう、勧めて欲しいものです。

必要となれば、仲間とのコミュニケーションに遠隔ミーティングという方法を取ることも可能です。しかし、実際に会って話すことには、バーチャル技術を使ったミーティングでは得られないものがあると思いますし、そうのような考え方をするのは私だけではない筈です。在日フランス商工会議所も、人数は限られてはいますが、メンバー企業のリーダー対象のイベントを今月開催します。エコノミスト・コーポレート・ネットワークも4月にリーダー限定のイベントを予定しています。
もちろん参加不参加の結論を出すのはそれぞれのリーダーですが、このような時に同じような立場の仲間達と話し合う機会があれば、遠く離れた本社からの曖昧な指示のせいだけで参加を即座に諦めてしまうべきではないと思います。

また、もしそのような機会さえないというのであれば、自分でチャンスを生み出すこともできます。例えば以下のようなアクションを取ることが考えられます。

他のCEO達に連絡を取り、一対一で話してみる。
同様の立場にある仲間と定期的に電話で話す機会を作る。
ピアグループに所属していないのであれば、自分のピアグループを立ち上げ、仲間となって欲しい人々を招待する。
知り合いのCEOに、アドバイスがすぐに必要な場合にはいつでも連絡するようオファーする。きっと彼らもあなたに同じオファーをしてくれるであろう。あなたもアドバイスを必要とする時には躊躇せず連絡すること。

ピアサポートにはメリットがあるのです。またこれは家族、社員にも当てはまります。

あなたは現在のような状況に対しどのような考えを持ち、またどのような経験をなさっていますか。是非シェアして下さい。


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