スティーブンのブログ

veronica prat van thiel and steven bleistein

カルティエ ジャパン社長ヴェロニカ・プラット・ヴァン・ティール氏へのインタビュー

去る12月12日に、東京六本木ヒルズクラブにおいて、在日アメリカ商工会議所および在日フランス商工会議所の共催による、カルティエジャパン社長ヴェロニカ・プラット・ヴァン・ティール氏へのインタビューを行わせていただきました。会場は満席となり、参加者の方々からはとても良い質問を多く頂きました。

このイベントは一般の方々には非公開だったのですが、私がそこで学んだことをここで紹介したいと思います。

  1. 大胆なイニシアチブを実行しそれを成功させるために、上司やスタッフからの100%の賛同を得る必要などない。全員を満足させることなどできないし、そうすることが大事なわけでもない。誰にとっても良くないのは、何もしないことである。
  2. いつでも得るものが大きくリスクは低いアクションをとること。うまく行けば、大きな成功となるし、もしうまくいかなくても大きな損失とはならない。常日頃からこれを心がけていれば、全体から見てかなりうまく行くものだ。
  3. どこの企業であっても、管理職レベルでの男女平等を達成することは可能である。目的を達成するためには、自分の基準に対して妥協をすべきではない。優秀な人材のみを雇用し、昇進させること。そして男性にとっても女性にとっても素晴らしい職場にすること。もし昇進のオファーを断る社員がいれば、それが男性であれ女性であれ、それをそのまま受け入れるのではなく、その原因を突き止めること。大体の場合は解決できるような問題であることが多いものである。
  4. イノベーションはその90パーセントが大胆さからくるものである。イノベーションが生まれる主な理由の一つは予期もしていなかった成功によるもので、新しいことに大胆に取り組むことによってのみ可能となる。
  5. 小売業がなくなってしまうことなどない。どれだけデジタル化が進んでも、それが人にとって十分なものとなることなどあり得ないからだ。媒体がデジタルであれ実在する店などであれ、顧客が求めているのは素晴らしいサービスであり、素晴らしいサービスには人との触れ合いが含まれるのだから。
  6. どのような膨大なデータ、人工知能、自動化をもってしても、不快な買い物の経験を好転させることは無理である。しかし、例え素晴らしいテクノロジーを持っていなくとも、通常から顧客に素晴らしい体験を提供することを心がけていれば、それが可能となる。
  7. 高級品は何も女性のためだけにある訳ではない。実際、高級品を買う人々の半数は男性である。
イノベーションの90%は大胆さから生まれる。 Click To Tweet

veronica prat van thiel and steven bleistein

このイベントに参加して下さった方々、どうもありがとうございました。参加できなかった方々には、次回のConversation With…イベントでお目にかかれるのを楽しみにしております。


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