スティーブンのブログ

Conversation with AXA Group Japan CEO Seiji Yasubuchi

アクサ・ホールディングス・ジャパン株式会社代表取締役社長安渕聖司氏へのインタビュー

去る4月14日、アクサ・ホールディングス・ジャパン株式会社代表取締役社長安渕聖司氏へのインタビューが、在日フランス商工会議所の主催により開催され、私はその司会をさせていただきました。以下、このインタビューから私が学んだことをリストアップいたします。

  1. 現代では、保険ビジネスは何か困ったことが起きてからお手伝いするのと同じ位、クライアントの皆様にそのような悪いことが起こることを未然に防ぐことを可能にして差し上げるという部分が大切になっている。
  2. 日本の中小企業を対象としたサービスは、これまで典型的であった不慮の事態におけるサービス以外にも、以下のような予防的サービスがある。
    1. 家族経営のビジネスにおける後継者育成プランを行うこと。
    2. ビジネスを売却する時がきたら最高の価格で買い取ってもらえるように準備すること。
    3. メンタルヘルスを含めた、従業員の健康の世話。小さな企業の場合、もし一人でも出勤できなくなれば、ビジネスに大きな影響が出る可能性がある。
  3. イノベーションとは、ビジネスのリーダーがトップダウンで創り上げるものである。
    1. 小さくともイノベーションのを認識しそれを認めてあげることは、会社の文化を変えるきっかけとなる。
    2. 意図的に社員に挑発的な質問を行い、イノベーティブなアイディアを引き出す。これを繰り返し行っていけば、社員もやがて自分達自身でそのような質問を行えるようになる。
    3. 組織をフラットにすれば、アイディアが下から上層部に伝わるまでのレイヤーが減り、イノベーションを加速させる手助けとなる。
    4. ビジネス内でイノベーションを促したいのであれば、自分に十分な知識がないということを意識すること。その分野のエキスパートでないリーダーであれば、業界についての先入観なしに、他の人々が当たり前だと考えている常識に対し疑問を投げかけることができる。
  4. リーダーが社内のダイバーシティー文化を推進する必要がある場合には、アポイントメントを取ることに直接介入することが必要になることもある。
  5. 例えどのような状況においても、ダイバーシティーの名の下でエクセレンスを犠牲にしたり、或いはエクセレンスのためにダイバーシティーを犠牲にしたりすることは許されない。正しいやり方をすれば、両方を実行することは可能である。
  6. Conversation with AXA Group Japan CEO Seiji Yasubuchiダイバーシティーが欠如している場合によく見られる最大の問題は、優秀な女性候補者がいるにも関わらず、凡庸な男性を雇ったり昇進させたりするやり方が定着しているというものである。
  7. このイベントに参加していた不妊治療の専門家から、不妊治療保険のアイディアが出された。不妊治療は高額で、それがうまくいくかどうかという保証もない。子供が欲しいと考える人の中には、この治療にかかる費用に驚く人もいる。人口の減少への対策を迫られている日本政府にとっても、子供が欲しいと考えている人々にとっても、不妊治療を行うかどうかを決断する時に助けになるような保険があれば、助かるのではないか。
イノベーションとは、ビジネスのリーダーがトップダウンで創り上げるものである。 Click To Tweet

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