スティーブンのブログ

市場価格にこだわらないこと

多額の収入を諦めて、コツコツ小銭を貯めるなどいうのは、正当化されるべきものではありません。

私の周りでビジネス成功している人たちを見ても、皆、コストではなく、投資利益率だけを見ています。これは人を雇ったりサービスを購入したりする場合、特に言えることです。

ビジネスで秀でようと思ったら、市場価格を支払っていては無理です。常に投資利益率に焦点を当てることこそが、迅速な成長、成功に繋がるのです。

コストにこだわりすぎると、凡庸な結果を導いてしまうことになる。 Click To Tweet

私の顧客である会社の副社長が、営業部のリーダー的役割を果たすような上級職に就いてもらう人材を探していた時のことです。彼女が雇いたいと感じていたある男性は、前にいた会社でも素晴らしい業績を出しており、さらに次のレベルにステップアップする機会を求めていました。

この副社長から見て、彼は、候補者の中でも群を抜いていました。彼が望んでいる給料は高くはありましたが、会社にとって払えない額というわけではなく、彼に達成してもらえるだろうと期待されている積極的、意欲的な結果を考えれば、十分値するものとも思われました。

しかしこれに口を出し、ストップをかけたのが人事部です。彼の要求している給料の額が市場価格に比べて高すぎる、というのがその理由です。会社側は給料の交渉を行おうとしましたが、この候補者はそれを受け入れず、去って行きました。他に自分の価値をわかってくれ、望みも受け容れてくれる会社があるという自身があったからです。その結果、このポジションのオファーを受諾したのは、給料の希望も市場価格に合っていた2番目の候補者でした。

この2番目の候補者の希望していた給料が普通と思われる額だったのと同様、彼がこの会社で働いて出したビジネス結果も、業界で普通の域を出ないものでした。

人事部はそれでも、この雇用は成功したと見ましたが、副社長の目には、成功とは映りませんでした。

人は商品ではないのですから。


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